OVERVIEW
当研究室の研究概要
主な研究テーマとして、マグネシウムやチタン、リチウムといった次世代構造材に利用が期待されている金属の製錬技術やリサイクルに関連する技術ならびに信頼性向上に向けた研究を行っています。
研究テーマ一覧
金属チタンの新製錬法
金属チタンは現在、Kroll法と呼ばれるプロセスで製造されていますが、バッチ式であることや、多段階プロセスであることから、生産プロセスの簡略化が求められています。
当研究室では、溶融塩電解法をベースとして、様々な電解浴から液体金属チタンを直接還元するプロセスの開発を行っています。
当研究室では、溶融塩電解法をベースとして、様々な電解浴から液体金属チタンを直接還元するプロセスの開発を行っています。
リチウム電解採取時の金属霧発生現象
リチウム金属はAl-Li合金やMg-Li合金など、超軽量合金の合金元素として注目されています。
リチウムは活性元素であるため、溶融塩電解により製造されますが、電析の際に析出した金属が電解浴へ霧状に分散し、電解効率を大きく低下させてしまいます。
当研究室では、この金属霧発生現象の本質的なメカニズムの解明に取り組んでいます。
リチウムは活性元素であるため、溶融塩電解により製造されますが、電析の際に析出した金属が電解浴へ霧状に分散し、電解効率を大きく低下させてしまいます。
当研究室では、この金属霧発生現象の本質的なメカニズムの解明に取り組んでいます。
溶融塩電解に用いる新規陽極材料
溶融塩電解法は活性金属の電解採取に用いられる製錬方法です。現在、黒鉛をベースとした材料が陽極に用いられていますが、アノードでの酸化反応により、陽極材料の消耗が生じます。
その結果、長期間の電解には、陽極の交換が必要となります。
当研究室では、無機材料や金属材料をベースとした非消耗性の陽極材料の探索を行っています。
その結果、長期間の電解には、陽極の交換が必要となります。
当研究室では、無機材料や金属材料をベースとした非消耗性の陽極材料の探索を行っています。